----数週間後----


「飛鳥ん家って
ライブハウス近いよね!

もうそろそろdream
来るんじゃない?」


『ん?

もぅ何回か
来てるよ?


でもRyoに会える確率
低いし…』


「そっかぁ…

まぁ会えるように
頑張れ!」



『まぁ
頑張ってみるよ(笑)』


そう言って
家へ帰る



-ガチャッ-


『ただいまぁ…

わっ!』


リョウがにゃん
と鳴きながら逃走した

あたしは
制服のまま
リョウを追いかけた


リョウがいたのは
あの公園だった



『リョウ!

待って!』



すると
向こうの方から
あの夢の
あたし(猫)がいた


「飛鳥ぁ!

逃げんなって!」


誰かに呼ばれて
前を向く


そこにいたのは


『あ…
人間亮だ』


「人間飛鳥!」



《にゃぁ♪》



----END----