金司が、どれだけ私の事を大切にしてくれているかは、 今、握られている温かくて優しい手から、 “前世”のあの出来事の後の手紙から、 痛い程に分かる。 もう、“前世”で痛感している。 だから私も、金司を大切に思って、大切にしないと。 2人でいれる事が、どんなに素晴らしい事か。 それを分かっているから。 この人の隣に、ずっといようと、 この人の隣で、笑っていようと。 この人を、今度は私が支えよう。 この人の、支えになろう。 あの、桜の花を支える木の様に。 私の大好きな、植物の様に。 end