自惚れなんかじゃない だって、事実なんだから。 あたしは、どんな泰ちゃんでも大好きなんだから。 泰ちゃんの少し茶色い瞳に、あたしが映る。 時間が、止まった気がした。 “自分から”なんて、もちろん人生初めてで もう心臓飛びび出ちゃうんじゃないかな… ……だけど 泰ちゃんが 泰ちゃんのすべてが 好きで 好きで 大好きで 愛しくて。 自分から当てた唇は 少し震えていたと思う。