運良く、 さきほどみたいに次々と敵が現れることはなかった。 きっと ナオとレイの方で手こずっているのだろう。 相変わらずシークは ルゥの後を追っている。 『ここだ・・・』 階段を上がって行き 辿りついた先は大きな扉の前だった。 ガチャリ と扉を開ける。 「首狩り・・・よくここまで来れたもんだ」 威圧感を放ちながら その男は堂々と椅子へ腰掛けていた。 『ボクらの資料を、返せ』 躊躇することなく、ルゥは奴に襲い掛かる。