CROOK GIRL×BOY



「強がっちゃって」

 きっと俺が 「女」だから一人で闘うのは無茶だ とでも思ってると感じたのだろうな。

 別に俺は 女だろうが男だろうが気にしねぇのに。


「お前は、本当に強いよ」


シークの呟く言葉なんて耳もかさず、一心不乱にルゥは敵を殺していった。

『・・・最後の一人』

大勢の人数を相手にしながらも 彼女は軽々と最後の一人までも倒していき、


「おい どこ行くんだよ」

『うるさい。 さっさと失せろ』


冷たい言葉を吐き捨てて ルゥは再び歩き出す。


 くそ、視界が少し歪んでる・・・。
 体力もだいぶ減ってきてる、このままじゃ 確実にココのボスになんて勝てやしない。


 けれど それでも資料のために。
 
 たとえボクが殺されようと、ボクはレイとナオの情報を守ってみせる。