× 静まり返った森のなか。 3人が木の影から見ていた先には、大きな屋敷があった。 「やつらは何人ぐらい?」 『んー、100人ぐらい』 その数をきくと、ナオはニヤッと微笑む。 『こいつらは№1の盗み屋だ。 手加減はしちゃいけない』 「あぁ、わかってる」 この前みたいに、お遊びではいかない。 はじめから、本気でいくよ。 3人はフードを深くかぶる。 そして、万が一のために狐の仮面をつけていた。