倒れているナオを思い切り踏み潰したり、
蹴ったりする狂った奴。
「お前が全て狂わせたんだ!」
そう 俺が全て狂わせた
「お前さえ居なければ 生まれなければ!」
俺が生まれなければ
母さんが悲しむことも
傷つくこともなかった。
「アイツに似たその顔を 無残にしてやる!」
唇が切れ、血が流れ出るナオ。
それでいい 俺を蹴り続けろ。
気が済むまで俺を殴ればいい
俺を傷つければいい
母さんじゃなく
俺をボロボロにしたらいい。
ナオは不気味に笑みを漏らす。
「コイツ・・! 何笑ってやがる!!」
ナオの表情を気にくわなかった奴は
自分が隠し持っていたナイフを取り出す。


