深さは違えど人間(ヒト)は誰しも 心に闇を持っている。 忌々しい記憶。 幼かったが故に無力だった自分。 一度たりとも忘れたことはない。 戒めたくなる。 二度と立ち上がれなくなるくらい。 それでも待っていた。 俺の闇を掻き消してくれるヒトを。 それに気付くのは、 もう少し先の話し―――