ごちそうさまでした、と席を立ち、食器をキッチンへ運んだ。 レンと一緒に部屋へ戻ろうとしたら、秀兄がニヤニヤしながら口を開いた。 「下に響くんだから、イチャイチャすんのも大概にしろよ!」 レンの顔はみるみるうちに赤くなり、そんなことしねーよ、と反抗した。 俊兄やお母さんまでニヤニヤしている。 私はレンに手を引かれ、部屋へと戻った。 その後、秀兄たちに邪魔をされ続けたのは、言うまでもない。