観覧車が頂上へ上り詰める。 もう遊園地の乗り物や街は、光と化していた。 見えるものに色はなく、まるで光と闇の世界だ。 そして、観覧車が頂点に達した瞬間。 「俺…桃が好きだ。俺と付き合って欲しい。」 私はレンから告白されたんだ。