正直よくわからない。 だから… “おまかせコース” 少し怪しく感じたけど、このコースにした。 暫くして若い男の店員さんが来た。 「それではお願いします」 笑顔で言う店員さん。 先輩、どうするんだろう… そう思ってたら、 ―チュッ おでこに先輩の唇が、一瞬だけ触れた。 「へ…?」 思わず、抜けた声が。 「他のヤツに真美の可愛い顔、見せたくないから」 「…………っ!」 顔が赤くなるのがわかった。 低い心地の良い声でそんな甘いセリフ―…