俺が由岐の部屋に戻ると由岐はすやすやと寝ていた。 気持ち良そうにほっぺたまで布団をかぶって寝ている。 指の先で髪に触れると予想以上にさらさらで、 気持ちい。 そのまま頬に触れると―― 「んっ……」 由岐が反応して、驚いた。