淋しさをまぎらわすために夜外に出て、星を数えてみた。
「大丈夫、あの子はお前には合わないよ」
携帯電話で友人とおしゃべり。
僕は今日、ずっと好きだった子にフラれた。
はげましてくれる友人の優しさが心に来た。
「そうだよな~」
のってみる。
…むなしく感じた。
ふと、小さく輝く星に目が入った。
「なんかな…ドラマでな。
一日にたくさんの星が死んでその代わりの星が産まれている。
らしいよ、本当かな?」
話を変えてくれた。
よく意味は解からなかった。
僕も小さく輝く星のように彼女への気持ちを忘れ、新しく生まれ変わろう。
「有り難うな、俺のために」
いつもふざけあっている僕ら。
「当たり前だよ、友達だろ」
友達な僕ら。
完
*上目~
フラれても気にするな。
次があるぞ!!
星は死んでしまうようです。
はかないものなのですね。
2009,1,30