徒然の裏側で


連作二首目です。





カリカリと鉛筆の音がする。

ちらり、と向かいを見れば、真剣に参考書を見つめる彼。



あのさ、



そう開こうとした口は、結局何も言わずに閉じられる。

私も、問題集に目を落とした。



今はまだ、我慢しよう。