それから 何度も喧嘩はしたし 一回別れたこともあった。 強そうだけど 中々弱いとこもあって‥ なんだか ほっとけねぇってか‥ いつの間にか ありえねーぐらいに 好きになってた。 まぁ、そんな彼女とも もう付き合って 1年半すぎ。 俺等の仲は 順調だと思ってた。 「壱っ!!」 「あ?」 いつの間に 授業が終わったのか。 始終爆睡だった俺は チャイムが鳴ったのも気付かず。 聞きなれた声に 目をさました。