『なぁに考えてんだ?学校着くぞ』 高橋がポンと肩をたたいてニッと笑う 『んじゃ教室行くか』 俺は晴の手をギュッと握って校門をくぐった 最初で最後の五人でくぐる中学校の校門にまだ満開じゃない桜の花びらがチラチラと落ちてきた 『…第九十二回、卒業式を始めます』