「俺が何も考えてねぇとでも思ってんのか?何も考えてなかったら、こんな所までお前なんか連れて来てねぇよ。
この1週間お前が言ってくんのずっと待ってた。なのにお前は一言も言わねぇどころか俺達の前に姿も現せようともしなかった。
分かるか?お前が夜中ずっとコンビニに居た時も身近に誰かがお前の側にいた事を…。
あの辺りはマジで危ねぇんだよ。何抱えてっか知んねぇけど俺らはこれ以上、お前の傷を増やさねぇように側にいんだよ」
淡々とした口調でリュウは言い、長くなったタバコの灰を灰皿にポトンと落とし、そのままタバコを口に銜えた。
いつも無言で何も考えてなさそうなリュウが、こんなにダラダラと、しかもあたしの事で言ってきた事に何故か胸が締め付けられた。
それよりもリュウが言っていたキズと言う言葉に引っ掛かる…



