「放せよっ」
勢い良く叫ぶあたしに笑い声が飛んでくる。
今だに流れ落ちる甘ったるい雫はあたしの頭上がら凄まじく落ちていく。
500のペットボトル2本といったところだろうか…
1リットルもかかれば制服と言う役目すらなくなり首筋から入ってくる雫が気持ち悪い。
「きたねっ」
笑い声とともにそう吐き捨てられて、掴まれていた腕が離れると、あたしの髪を引っ張り顔が上に上がる。
女達を睨みつけるあたしと同様に女達も鋭い目付きを叩きつけ一人の女がポケットからハサミを取り出した。
「何すんだよ」
平然とした声を出すあたしにリーダー的な女が不愉快な笑みを漏らす。
「汚いから切ってあげる」



