そう吐かれた瞬間、あたしの左足に痛みが走った。
視線を落とすと、あたしの足の上に女の足が乗っかっている。ギュっと音を鳴らし踏み潰す女の足に、あたしは怒りが芽生えた。
「痛ぇーんだよ。どけろよ」
「あー…。やっと本性現したんだ」
真ん中に立つリーダー的な女がフッと不愉快な笑みを漏らし、あたしの両腕を掴み頭を押さえつける。
「痛…ッ」
2人の女に腕を掴まれる腕と押さえつけられる頭の痛みから思わず悲痛の声が漏れる。
「早くやれよ!!」
そう叫ぶ女の声の後、又もや頭上から何かが流れ落ちてきた。
ポタポタと髪を伝って流れ落ちる液体は、甘ったるい匂いがするリンゴ。



