“またね”の言葉を実現させるかの様に毎日いた。
翔平と徹の2人の時もあれば、徹とリュウの時もあった。
ただ他愛もない会話をするだけで深い夜は過ぎていった。
話をしてから3週間が過ぎ個性的な3人の中にあたしがいつも居るようになった。
徹は、からかいもありいつも明るく接してくれる。
翔平は、少し軽い男で明るく優しい反面、時たま人が変わったように声が低くなる所が少し怖かった。
2人とも怖いんだけれど、もっとも1番あたしを怯えさせるのはリュウだった。
無口で冷たくて、あたしとの会話なんてほとんどない。って言うか話した事がない。
だけど何気なくあたしにジュースを差し出してくれる優しさと少しの気遣いがあたしは嬉しくて、そんなリュウの事がもっともっと知りたいと思っていた。



