大声を上げて、倒れている男の胸元を掴もうとするリュウの前にあたしは飛び込んだ。 「あ?」 冷たい氷のような目付きで冷たく声を出し、あたしを見下ろして睨み付けるリュウの腕をあたしは掴んだ。 ジャージ姿のリュウの服は返り血がついていて、はだけた小麦色の肌も汚れている。 「何…、してんの?何でこんな事してんの?」 「邪魔だ。どけ、」 嫌…、どかない。 低く冷たく吐き捨てるリュウの腕をあたしは力一杯握り締めた。