「お前の事、皆心配してる。だから“死にたい”なんて言うな。お前の周りがどんだけ心配してると思ってんだよ…。今いる友達だってそうだろが…、折角できた友達まで裏切んのかよ…」
タバコを咥える一馬を見て、あたしは唇を噛みしめながら俯いた。
あらゆる感情が奥の底から込み上げてきて自然に涙は頬を伝って落ちていく。
止めようと思っても止まんなくて…、
一馬の前でこれ以上、涙なんて見せたくなかったのに涙は止まんない。
涙を出すようになったのも、この人達と出会ってからだった。
もう…、どんだけ出させるんだよ。
もうホントに嫌…
ポタポタ地面に落ちていく涙は欠片となって散らばっていく。
そんな啜り泣くあたしに一馬は何一つ言葉を出さずにあたしの頭を撫でてくれた。



