あたし達の間に沈黙が流れ暫く経った後、目の前にパスタが置かれ美沙はフォークを手に取りパスタに絡めていく。
食べる気がしない…
何でか知んないけど食べ物が喉を通りそうな気がしない。
あたしは深く息を吐き、横に置いていた鞄の中からタバコの箱を取り出した。
取り出して1本、口に咥えて火を点けた時、「…え?」と美沙が小さな声を漏らす。
目線をゆっくり上げると美沙はあたしをジッと見つめていた。
「…何?」
「あっ、タバコ」
ボソッと呟く美沙にハッとし「あ、ごめ…」と言って灰皿に磨り潰そうとした時、美沙が声を上げた。
「いや…、そうじゃなくて」
美沙の張り上げた声にビクッとし、あたしの手がピタッと磨り潰す直前で止まる。



