次の日の昼休み、あたしは美沙に打ち明けた。
「あたし、達也と付き合う事にした」
「…―――え?」
美沙は目を見開いたまま口をポカーンと開けて見つめる。
まぁそう思うのも仕方ないと思う。
「そう言う事だから」
「本当に?」
美沙はまだ信じてないような表情を浮かべ、あたしをジッと見つめる。
「うん。マジ」
「そっか…。恵梨菜が決めたんならあたし応援するよ」
そう言って美沙はニコッと笑いあたしの肩をポンっと叩いた。
「ありがと」
「まっ、あれだね。達也くんは恵梨菜の事ずっと好きだったしね」
「えっ、そうなの?」
キョトンとして答えるあたしに美沙はクスクス笑いだした。
「恵梨菜って鈍感だよね?あんなに毎日、帰る時に誘ったり休み時間にも話してたら恵梨菜の事が好きなんだって思うよ」
「へーそうなんだ」
「へーそうなんだって何?本当に鈍いねぇ…」
そう言って美沙は鏡をみながらケラケラと笑った。



