「リュウ……、死んじゃうの?」
「は?何言ってんの?死ぬわけねぇだろ。ってかお参り行ったんだろ?」
「うん…」
もうどうしていいのか分かんなくて、あたしは焦る事なくただ目の前で焦っている翔平をずっと見てた。
「リュウに会いなよ」
首を振るあたしに「は?何で?」と翔平はあたしをジッと見つめる。
「今日は…今日はいいや」
小さく呟くあたしに翔平はそれ以上何も言わずに「分かった」と言って、あたしを家まで送ってくれた。
家に帰ってシャワーを浴びて足の裏に絆創膏を貼りベッドに寝転んで天井を見上げた。
その日は1日中ベッドの上で寝ることもできないまま夜が明けた。
夕方になるとあたしは病院に行き目の前のリュウをジッと見つめる。
全然、症状は変わっていなくて点滴の袋から透明の液体がポタポタと落ちチューブを伝って流れていく。
目覚めてよ…
リュウの声を聞かせてよ…
ねぇ…、リュウお願い。
あたしはホントいい加減な人間で、どうしようもない奴だからあたしの願った願いなんて叶えてくれないのかも知んない。
だけど、あたしは信じてる…
その願った願いを…



