一歩一歩、踏みしめる足はもう血がかよってないぐらいに白くなっててジンジンと痛みだす足の裏に思わず立ち止まりそうになった。
それでも足を前に進めて参拝し、願いをずっと心に潜めて歩く。
あたしはリュウが好き。
リュウを苦しめないようにリュウを癒すつもりであたしはリュウの隣に居たつもりだった。
だけど結局は何も出来ないままリュウに癒されっぱなしだった。
こんな何の取り柄もないあたしをリュウは選んでくれた。
あたしと居るとリュウは駄目なんだ…
あたしと居るとリュウは全て自分で背負い込んでしまっている…
だから、もう…
最後にしたい。
本堂まで行き最後の1回…
…―――神崎リュウの身体が回復しますように―――…



