どれくらいの時間、布団の中で包まってたのかも分からないぐらい泣いていた。
そっと布団をはぎ取ると制服姿のリュウがベッドに顔を伏せて目を閉じていた。
昨日の夜から一睡もしていないリュウ。
ごめんね…
ごめんね…
あたしの事、もう嫌だよね?
疲れるよね?
寝ているリュウの髪にそっと触れ、頬に触れ、リュウの手を握り締める。
温かい…
握ったと同時にリュウはうっすら目を開け、顔を上げる。
「…恵梨菜?」
リュウの顔を見て、うっすら笑みを漏らすとリュウは安心した様にフッと笑みを漏らし反対側の手であたしの手を握り締める。
「大丈夫か?」
「…うん」
リュウの優しい声と、優しい瞳と、温かい手の体温で、また涙が落ちそうだった。



