「最近っつーか、お前…夜俺の隣に居ても全然寝てねぇだろ。何回も何回も立ち上がって水飲んで…。だからおかしいと思った」
リュウは深いため息を吐き出しポケットからタバコを取り出す。
火を点けてすぐ立ち上がって窓を開け、リュウは窓のサッシに腰を下ろす。
「辞めたんじゃねぇのかよ」
ドア際につっ立ってたあたしは床に散らばる薬を拾いながら口を開いた。
「辞めてたよ。でも、気付けば手がでてた」
「量守ってんのか?」
タバコを咥えたままリュウはあたしに目を向ける。
何も答えないあたしにリュウは、また深くため息をつく。
「お前、大量凄惨してしまうと意識ぶっとぶぞ。死ぬぞ」
「知ってる」
「お前、死にてぇのか?飲みだしたら辞めれねぇ事ぐらい分かってっけど、量は守れよ」
「分かってるよ」
「分かってねぇから言ってんだろうが!!お前の事、何とも想ってなかったら何も言わねぇよ」
そう言ってリュウは灰皿にタバコを打ち付ける。
怒ってるような呆れたようなリュウの顔に思わずため息が漏れた。



