リュウの右手が優しくあたしの太股を行き来する。
その手がシャツの中に入って胸に触れた時、あたしの口から思わず声が漏れる。
慌ててリュウの右手を止めるとリュウは唇を離し「何で?」と耳元で囁いた後、耳にキスを落とした。
「…やだ」
「理由は?」
「ここじゃ、やだ…」
リュウの目を見つめて言うあたしにリュウは後頭部に添えていた手を離し、何も言わずに車を発進させた。
その後、あたしはリュウのマンションで身体を重ね合わせた。
その日からあたしはリュウの身体を求めるようになってた。
少し離れるとリュウが離れていきそうで怖くなってた。
以前のあたしは性行為すら好きじゃなくて、何でそんなのしなくちゃいけないのって思ってた。
だけど今のあたしはリュウが好きすぎて繋がりたいって思うだけに身体を重ね合わせてた。
だからと言って夜寝れるわけでもなかった。
そんなある日、学校帰りあたしの家まで着きリュウは車の中であたしに言ってきた。



