「俺、もうお前が好きなんだけど」
リュウの言った言葉にまたドキッと心臓が飛び跳ね、俯いていた顔がリュウの手によって上げられる。
重なり合った瞳からドキドキが増し続けリュウの右手の親指があたしの唇に軽く触れリュウの唇が密かに動いた。
「俺の女になれよ」
思ってもみないリュウの言葉に返す言葉すら忘れてて「なぁ、恵梨菜?」とリュウは言葉を続ける。
その声にハッとしたあたしは閉じていた口を開く。
「…あたしで…いいの?」
「お前がいい」
そう言って、あたしの唇に触れていた指が頬に触れ、リュウの顔があたしの顔に近づく。
高鳴った心臓とともに目を閉じるとあたしの唇とリュウの唇が重なり合った。
軽く触れ合うだけのキスから何度も何度も角度をかえながらリュウはあたしの唇を奪っていく。
リュウの舌があたしの唇を割って中に舌を押し込んでくる。
ほんのりとしたリュウの温かい舌があたしの口の中で優しく掻き回す。
あたしの身体がビクッと上がると同時にあたしの舌がリュウの舌と触れ合い、その触れ合った舌をリュウは優しく絡める。



