【優姫菜side】 藤堂くんと この店に入って 何時間経つのかな?? 彼の一つ一つの行動や仕草を見て 新しい彼を発見するたびに心臓が ゆっくりと波を打つ 時間と言うものは 不思議と早く いつの間にか 日が沈んでいた 「そろそろ…遅いし…出よかっ…」 「うん…」 私は静かにうなずく… でも もう少し彼の隣りに居たかった…