夏休みに入り
ついに
かずやのお父さんと
会う日が来た…

待ち合わせは
PM5時

私とかずやは
PM3時に待ち合わせる
予定だったのだが…


朝の9時に
かずやから電話がきた。


相当 緊張していて
テンパっているようだった…


仕方がないから
お昼に かずやの住んでいる
隣町へ向かう事にした。

かずやの顔を見たら
自然と
『大丈夫!?』と言う言葉が
出てしまったほど
かずやは ヤバそうだった。


「はぁー…やばいわ。
けど、なんか
お前の顔見たら
ちょっと安心したわ」と
小さく溜め息をつく
かずや……


『大丈夫だって!!
実の父親なんだから!
ちょろっと会って
ちょろっと
話すだけだよ。
だから大丈夫だって!』


「うん…」

二人でご飯を食べ
待ち合わせの時間まで
のんびりと過ごした−−。


…かずや…
だいぶ 落ち着いたみたいだな…


近くのゲーセンで
ちょっと遊んで
気を紛らわし……


そろそろ時間になるので
向かう事にした−−−