わたる君との事があってから


私は

確信した−−


ゆうじさんへの愛を

断ち切る事はできない…と…



そんな頃…

ゆうじさんには
ある異変が
起こっていた…


無くしていた記憶の
一部が
戻った…


かずやから
「父さんの記憶の一部が
戻ってきた…」と
連絡を受け…

私は

複雑な気持ちで

病院へと向かった−−


《一部》…

それはどの部分だろう…


私の事は…

どうか…

思い出さないでほしい……