「変な小屋……」 とキルトは、クスクスと笑う。 確かに、その言葉通りこの小屋は 大きな窓から月が見えるようになっていて破れている大きなソファーが1つあり その下には色とりどりのぬいぐるみが散乱している。 でも、あの子らしいな…… キルトの頬は、自然と和らいだ。 そして、 ドアを閉め大きな窓へと歩を進めた。 キルトは、月を眺めた。