月の果て



「最後のお別れ..だから」


フランクは、寂しそうに瞳を歪めた。




「お別れ……」


ミルーラは、茫然と呟いた。





「……きっと、もう逢えないから」



───…分かってる。




だから、




「だから」



「幸せになれよ───…」


フランクは、辛そうな笑みを浮かべた。





笑顔で見送ってあげなくちゃ──…



「うんっ」


ミルーラは、満面の笑みを浮かべた。