「私は、奴らから逃げずに闘う気でいる」




「───…戦争ですね?」




キルトが、挑戦的に微笑むと


シルベリアもふっと笑って





「あぁ、近々..な」


と言った。





「デカルト、剣の手入れを頼む」


キルトは、ふっとほくそ笑んだ。




デカルトは、

「かしこまりました」



と言って丁寧に体を折った。



────…さぁ、


楽しい余興を始めよう。




血塗られた歴史の幕開けだ───…