「………き、キルト?」 と焦る声がキルトの後ろからした。 …………あぁ、もう。 コイツのせいで─────… 「ごめんなさい、勘違いをさせてしまったようで..」 と俯くエリス。 キルトは、笑顔で振り返った。 「いいえ、別に」 「キルトにも..大切な人がいるのね」 エリスは、 そう言って嬉しそうに微笑んだ。 「えぇ、まぁね」 お前さえ、いなければ─… ソフィ..