恋 時 計 ~彼はおまわりさん~




学校に着くと校門の前に先生が2人立ってた。


そのうちの一人は鈴木先生。



私を見るなり

「青木、ちょっと来なさい」ってわざと上から目線で言ってきた。



「なんですか?」

「身だしなみのチェック」


にんまりと悪戯に笑みを見せた先生は、目を細めて私の上から下まで視線を向けた。



「スカート短くない?」

「そんなことないよ!」

「そうか~?」



じっと私のスカートを見る鈴木先生。



触られるんじゃないかって変にハラハラしたけど、

鈴木先生は「まー、良しとするか!」って笑って言い、校舎に行くように指をさした。