「美樹ちゃん!」 私は咄嗟に走りだしていた。 おまわりさん――! おまわりさん――! おまわりさん――! 浅野さんの声に振り返ることなんて出来ない。 おまわりさんのことしか考えられない。 怖い 怖い 怖いよ おまわりさんを失うことが怖い――。