恋 時 計 ~彼はおまわりさん~




「お父さんは大丈夫なんだよね?」


「え? ええ……」


「私、ちょっと行ってくる」


「えっ、美樹!?」




私は病院の外に出ると、すぐにおまわりさんに電話した。



今わかったことを、早くおまわりさんに知らせたい。


けど、勤務中のせいか、おまわりさんは電話に出なかった。




どうしよう……

会いに行っちゃいけないことはわかってる。


けど、どうしようもないくらい胸の中が騒がしく、黙っていられなかった。




家に帰る途中、もしかしたらおまわりさんに偶然会えるかもしれない。



私は会えることを願いながら、家に向かった。