恋 時 計 ~彼はおまわりさん~




唇が『おまわりさん』と動きかけた時、鋭い視線が私に向けられた。



え……




おまわりさんが私の口を静止するように、強く睨み続ける。




どうして……どうして……?


助けてくれてる今も、やっぱり私は迷惑な存在なの……?




私は俯き、胸に痛みを抱いた。



そうだよね……
おまわりさんは、警察官だから助けてくれた。

それだけなんだ……。





下を向いていると、体が異変を感じた。


急に圧迫感を感じ始める。



顔を上げると、おまわりさんがつくってくれてた隙間がわずかとなっていた。




眉を歪めているおまわりさんが、目に映る。


それと同時に、身の毛が立つような低い声が聞こえた。