「浅野さん」 その声に振り返る浅野さん。 私は目の前に現れたおまわりさんに、心臓が止まりかけた。 「どうかしました?」 こっちに駆け寄り、浅野さんに話しかけたおまわりさん。 おまわりさんは私の存在を無視するかのように、浅野さんだけに視線を向けていた。 それでも胸は高鳴るよ。 ずっと会いたかったおまわりさんが目の前にいるんだもん。 今、ここにいる……。 「久しぶりに美樹ちゃんと――」 「困ります」 浅野さんの言葉を遮ったおまわりさんの言葉がズキッと胸に刺さった。