おまわりさんと付き合い始めてから交番に行くのは2回目。 鈴木先生にサプライズプレゼントをもらった時以来。 ああ、やっぱりドキドキするな。 けど、浅野さんの腰痛が少しでも楽になるなら……。 私は白い息を大きく吐き、交番の扉に手をかけた。 「あの、すみません……」 私の小さな声に振り向いたのは、居ると思っていなかった浅野さんだった。 私の顔を見た瞬間、浅野さんは驚いた表情で大きく息を吸った。 あれ……? どうしてそんなに驚くの?