恋 時 計 ~彼はおまわりさん~




勢いよく家の中に入った私は、そのまま二階にある自分の部屋に行った。


そして重い溜息と同時に、床に座り込んだ。




数時間前までは幸せだったのに……。


今朝の自分を思い出して、もう一度溜め息が出た。





高校生の私には、世間の常識なんてよくわからない。


だけど、人に迷惑をかけちゃいけないとか、嘘をついたらだめっていうのは知ってるよ。



おまわりさんと私の関係は、誰かに迷惑をかけることなの?


世間は許してくれない……?




きっと、許してくれる。


法律に反してることじゃないし、条例にだってきっと載ってない。




だけど、世間の目は変わるのかもしれない。


おまわりさんが小さい頃にあじわった、色眼鏡をかけた目で私達は見られるのかもしれない。