恋 時 計 ~彼はおまわりさん~




片想いの時は、おまわりさんの姿が見たくて学校が終わると一目散で帰ったりしてたのに、

いざ両想いになると……


自分の想いと同時におまわりさんの気持ちを考えちゃうようになった。





「おまわりさんに電話してみたら?」



智子に押され制服のポケットの中の携帯を握った時、

携帯のバイブが鳴った。



驚いてビクッと肩に力が入った私は、ゆっくりとポケットから携帯を出し開いて見る。







おまわりさんからのメールだ!



「智子、おまわりさん! おまわりさんからメールきたよ!!」 


私が満面の笑みで智子に言うと、智子は嬉しそうに「早く見てみなよ!」って言った。



「うん!」