「お兄ちゃんっ!はーやーくー行こっ?」 「分かったから、桃。ちょっと待ってろ」 翌日。 あたしは今、お兄ちゃんの部屋にいる。 お兄ちゃんはついさっきまで寝ていたらしく、今から準備を始めるらしい。 それまで、準備万端なあたしはお兄ちゃんの部屋の前の廊下で待つことにした。 どんなご飯をご馳走してくれるのかな…。 早く食べたいよっ…! .