不自然にならないように、周りを見渡す。 「あ…」 すると、小さな桃の姿を発見した。 桃は、幸也に引っ付いてこっちを見ている。 というか…見ているというより、俺を睨んでねーか…? 「ぷっ…」 やべー…つい笑っちまった。 あいつが睨んでも全然怖くねーよ。 どっちかっていうと、かわいいだろ、あれは。 俺はステージに着くと、マイクを持って様々な人たちに向かって笑いかけた。 .