「あの言葉、 あの時から本気なんだけど」 ズルズルとあたしに近づいてくる遼平さん。 なんか…… 久々にSっ気出てませんか……?? 「んでさ、 今ももちろん本気だから」 「へっ……………??」 どんどん距離が縮まるあたしたち。 「あの絵本さ、 菅谷家を継ぐヤツが、本気で愛したい女に渡す絵本なんだけど」 「えええっ――――…!?」 ということは…… 遼平さんはあたしが…―― 「気付いたろ? 俺、桃が好きなんだけど」 その瞬間、 あたしたちの距離はゼロになった――― .