確かに、あたしの目の前には…
「違うし……」
あたしが受けた学部じゃない学部の名前があった。
ということは……
「あたしの本当の番号は…
0980番ってこと!?」
「そういうこと」
…………。
あたしの涙、返せ―――っ!!
「だからさ、
本当の学部を、本当の番号で見てこいよ」
お兄ちゃんに肩を、トン…、と押された。
あたしは押された勢いで、あたしが受けた学部の掲示板の前に出た。
ひとつずつ番号を確認してみる。
「あった…………!!」
そこには、はっきりと
【0980】という番号があった。
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