――――――… ―――――――…… 「着いたぞ、桃!!」 「…………………」 もうヘトヘト。 座席にもたれかかってて、動ける気がしない。 「俺がおんぶしようか…?」 「それはヤダッ…!!」 あたしは思わず起き上がってしまった。 その瞬間に込み上げる吐き気。 思わず口を押さえる。 「大丈夫か、桃!? もしかしてつわりか…!?」 あたしは無言でお兄ちゃんのお腹を蹴ると、 ダッシュで側にあるトイレへと駆け込んで行った。 .